リピーターK様のRZ350

以前、外装等のお仕事でやらせてもらったK様のRZ350。
今回は継続車検とエンジンのかかりが悪い為、入庫しました。

仕事の都合上、先に継続検査を終わらせてから、エンジン点検。

車検が終わって、エンジンを点検したところ、
圧縮がかなり落ちていて、エンジンのオーバーホールとなりました。

左右共に6kpa強しかなく、エンジン分解。

案の定、リングのへたり&スリーブの減りで圧縮抜け。

クランクの開きも規定値内でしたが、左右で差があるのでフルオーバーホールとなりました。

ケースの合わせ面の液体ガスケットが劣化すると起きる症状の、
ケースのスタッドボルトからオイル漏れもありました…

ケースを開けると…

RZ系あるある症例。
放置エンジンによくある症例のクランクシャフトに錆が発生してました。

クランクとシリンダーの修正を出している間にクランクケースの清掃。
掃除が苦手なわたくし、オーバーホールで一番不得意な作業です…(^^;

クランクとシリンダーの修正出来あがり、
シリンダーのお化粧も終わり、組み付け。

組上がってエンジン始動。
この瞬間がいつも緊張するのよね~

各部微調整してから、試乗!

350ccならではのトルク感。 イイっすね~~!

お客さまに引き渡しさせて頂きました。
しかし、キャブからガソリンが垂れるとの事…

再度点検すると、ガソリンコックがヘタっていて、
コック本体を新品に交換をいたしました。


点検不足で申し訳ありませんでした… m(__)m

オーバーホールから500kmほど走行したという事で、
本日に最後の点検がてら、ミッションオイルの交換をして終了。

 

オーナーのK様、かなりお金がかかってしまいましたが、
ようやく気持ちの良いRZになりましたね。

今後ともよろしくお願いいたします!
ありがとうございました!!m(__)m

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です